【物流講座ー2】話題の3PL:Third Party Logistics
物の所有権を持たない第三者(サード パーティ)がロジスティクス活動を代行する、
それがサード パーティ ロジスティクスです。
3PL(サード パーティ ロジスティックス)とは
サード パーティとは、サプライヤー(供給企業、メーカー)をファースト パーティ。
バイヤー(卸売業、小売業)をセカンド パーティ。
第一、第二でもない第三のグループを指してサード パーティと呼び、
「ロジスティックス活動を行う主体」を指してサード パーティ ロジスティクスと言います。
物の所有権を持つファースト パーティやセカンド パーティが市場の機能を担って来たが、
この機能を「物の所有権を持たない第三者(サード パーティ)がロジスティクス活動を
代行する」ことを意味します。
サード パーティ企業は、企業の存続さえも左右すると言う「ロジスティクス活動」
そのものの代行を行う企業である事から、荷主企業は、自らが行うよりもうまく
ロジスティクス活動を行っくれるサード パーティを求めています。
サード パーティがうまくできる理由の;
第一は、さまざまなキャリア(実運送手段を有する物流事業者)との提携にあります。
第二の理由は、高度情報化システムの構築にあります。
第三の理由は、コンサルティング機能の存在にあります。
※わが国においても、さまざまな企業が参入を指向しており、今後、大きな潮流となることは確実です。